仏具・仏事365事典 4

お仏壇のご安置場所は?

お仏壇をご安置する場合、方角などが意外と気になったりします。 しかし、いろんな説があり基本的に仏教典では 方角等の良し悪しの区別はありません。 ご安置場所にこだわらず、安らかで穏やかな場所を お選びいただくことが最良といえるでしょう。

南面北座説

中国の習慣で、王様が南向きに座ることから 伝えられています。 日本でも南向きが良いと言われるようになり、 仏壇・神棚・床の間は南向きに造り安置するようになったとされています。

東面西座説

インドの習慣で「東は日の出るところ」 つまり立身出世のめでたい位置となります。 日本でもこれに習い、仏壇・神棚・床の間は東向きに造り安置するようになったとされています。

極楽浄土説

阿弥陀さまがおわします極楽浄土は、西方の彼方十万億土の先にあると伝えられております。 東向きに仏壇を安置すると礼拝する時は西向きに拝むことになります。 極楽浄土の境地に向かい礼拝できることより、仏壇を東向きに安置するようになったとされております。

床の間説

床の間はその家の最高の場所といわれます。 そこに仏壇を安置することは、ご先祖様に対しても真に道理に叶うことになります。

その他の説

神棚と仏壇、床の間と仏壇や神棚を 向かいあわせることは、相対することとなり 大凶との説です。